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第11話「黒い太陽の中の悪魔」PART3

マザーバーンはミニフォー部隊を従え、どんどん地球に接近していた。 にもかかわらず、地球からの

 

反応はまったくない。日食観測に気をとられ、気づいてないらしい。(そんなバカな・・・山田さん寝てるのか)

 

大気圏突入とともに天文台攻撃作戦を開始するよう、ブラッキーは全軍に命令を下した。

 

 

翌朝、次第に空は薄暗くなり始め、牧場周辺の動物たちも異変を知っているかのように落ち着かない。

 

団兵衛さん一家はさっそく見張り台でガラス板をかざし、太陽を観測している。

 

そして、いよいよ真円を描いていた太陽の一角が欠け、一大天体ショウ・日食が始まった。

 

研究所でも所長、大介さん、甲児くんが大型スクリーンを見ている。

 

すると、欠けてゆく太陽の映像のすみっこを横切る小さな物体がチラッと映し出された。

 

(この映像、かなりかわいいです。でっかい太陽の前を必死で動いてるのが笑える。そして次の大介さんの

 

台詞も何かおかしい)

 

「んっ?マザーバーンじゃないですか!?」おどろいたように言う大介さん。

 

「大介さん!僕が代わりに調査してきますよ」

 

すかさず甲児くんはチャンスさえあれば出動したい旨アピール。

 

「甲児くん!勝手に持ち場を離れては困るよ!」 「あっ・・・はい・・・」

 

いつになく厳しく所長に言われて頭に手をやる甲児くん。そうですとも。

 

今、出て行ったら話の流れ的に困るんだからね。活躍はもちょっとあとですから我慢だ。

 

 

マザーバーンは計画通り、3時までに世界中の天文台を次々と爆破していった。

 

所長は次には日本を襲ってくるだろうと予測、甲児くんが監視に出ると申し出るが却下。

 

「大介でいい!」との所長のその後の演出を考慮した一言で、大介さんが偵察に行くことになった。

 

ミニフォーに襲われた天文台を助けようとやってきたグレンダイザーを見て、ブラッキーは第二作戦の

 

開始を部下に命じる。すなわち月の本影へとグレンダイザーを誘い込むのだ。

 

退却するかのように見せかけながらマザーバーンは本影のほうへ向かって行く。

 

「大介、深追いするな。観測の邪魔をされなければいいのだ」あくまで所長は冷静だ。だが、今回の大介さん

 

はそうではなかった。積年の怒りがかなり溜まってきたらしくいつもならハイと素直に引き揚げるところが

 

「わかっています。でも今日こそあの母船をなんとか・・・」と、追っかけてしまうのだ。

 

そうこうしてるうちに、あと一分で完全に太陽が隠れてしまうところまできていた。

 

マザーバーンは予定通り月の本影に入り、グレンダイザーを待ち受ける。

 

そし時は満ち、ついに日食は皆既に達した。

 

 

マザーバーンを追って来ていたグレンダイザーはガンダルの目論見通り、機体に異常が発生する。

 

「あっ!ど、どうしたんだ」突然制御がきかなくなり、驚く大介さん。計器類はまともな数値を示さず、グレン

 

ダイザー本体も振動するばかりとなってしまった。

 

「所長!グレンダイザーの様子が・・・」林さんの報告で所長がスクリーンを日食から切り替えると、そこには

 

制御不能となったグレンダイザーの姿があった。

 

「どうしたんだ!グレンダイザーともあろうものが・・・」あぜんとする所長。

 

「博士、僕が行ってきます」訴える甲児くん。しかし場所は宇宙空間だ。

 

「何を言うんだ甲児くん!」押し問答の最中、山田さんが叫ぶ。

 

「あっ、所長!グレンダイザーの位置は月の本影。電離層内です!」それを聞いて所長は日食の影響で

 

電離部分に変化が起こったのだと悟った。

 

「お願いします、博士、行かせて下さい!このまま放っておいたら、グレンダイザーはやつらの餌食になる

 

だけですよ!」一生懸命お願いする甲児くんだが、TFOで行くことを許可するのを所長はためらう。

 

「いや、しかしTFOではとても・・・」

 

甲児くんは表情をきりっと引き締め、「無理だって言うんでしょう!?そのくらいのこと、わかっていますよ

 

(本当か?)でも、自分で作った円盤です。どのくらい飛べるかぐらい、わかっていますよ。行って来ます!」

 

これだけ言って、あとは返事も待たずに飛び出して行った。

 

「甲児くん!・・・う~む」困っている所長。

 

目の前のスクリーンには身動きもできずにいるグレンダイザーが映し出されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

デュークは懸命に何とかしようとスイッチやレバーを操作していたが、エネルギーゲージは急速に減少して

 

ゆく残量を示すばかりだった。「どうしたんだ・・・」困惑するデュークをマザーバーンのミサイルが襲う。

 

所長はデュークに戻ってくるよう呼びかけるが、もはや通信すら途絶えてしまった。

 

(大介さん!待っててくれよぉ!)甲児くんはジープを駆るのももどかしく、牧場へと急ぐ。

 

その間にもブラッキーはマザーバーンから繰り出すミサイルで、容赦なくグレンダイザーを攻撃し、さらに

 

その衝撃でグレンダイザーが電離層から弾き出されたりしないよう、円盤獣バリバリを出撃させた。

 

甲児くんは牧場のTFO格納庫に到着。団兵衛さんや吾郎くんが声をかけるのも無視して緊急発進した。

 

そこへ所長から連絡が入る。

 

「甲児くん、急いでくれ。グレンダイザーは武器が使えなくなっている」

 

あれほど甲児くんの出動にダメ出ししていた所長がこれだから、グレンダイザーは大ピンチなのだ!

 

所長は甲児くんに、日食による電離層が計器を狂わせ、太陽が完全に隠れた今、光量子エンジンはエネル

 

ギーを失いつつあるのだろうという推測を伝える。

 

それを聞いた甲児くんは、「わかりました!男の友情に懸けても、大介さんを助け出して見せます!!」

 

と答える。これ!大介さんが聞いたら泣きますよ。泣くだけじゃ済まない、要らないと言われても無理やり

 

お礼するかも知れないなあ。抱きしめてチューっと・・・。ま、惚れ直すのは確かです。

 

しかし、可哀想に大介さんはそんな健気な甲児くんの言葉を聞くこともできず、ミサイルを打ち込まれ、

 

衝撃で月の影から出そうになったところを円盤獣に押し戻されるという、悪夢のような繰り返しに翻弄

 

され続けていた。そしてブラッキーはついに止めを刺そうと、強力なビーム砲の準備をベガ兵士に言い渡す。

 

巨大なビーム砲がグレンダイザーに向けられ、照準を合わせる作業が開始された。

 

デュークはあらゆる手を尽くし、その場からの脱出を試みるも何せエネルギーがZEROなのでどうすることも

 

出来ない。

 

 

甲児くんのTFOはどんどん上昇を続け、機体を振動が襲うほど電離層へと近づき、できるだけ日食の中心

 

を避けながらさらに先へと進路をとった。

 

ビーム砲の発射を、ブラッキーはイライラしながら待っていた。やがて準備の完了が報告され、ブラッキーは

 

グレンダイザーの最期と自身の昇進を確信した。ガンダルと共に花道を進み出て、ベガ大王の手ずから

 

栄誉の首飾りを与えられる夢が、今まさに実現しようかと言うその時、ブラッキーの妄想は、かたわらにいた

 

ベガ兵士の甲高い叫びによって破られた。

 

「あっ!あれは何だ!?」

 

その声に我に返ったブラッキーが目の前のスクリーンを見ればグレンダイザーの後ろに赤く瞬く影が!!

 

                                       PART4へつづく(長くてすいません)(汗)

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

家露伊江子

Author:家露伊江子
兜甲児様の引力から逃れられず
2008の夏コミあたりから活動を始め、
周囲を怪訝な顔にさせました。

誰も驚かなかったですが。

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