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グレンダイザー各話解説 #16「こころにひびく愛の鐘」その②

干し草の山をすくうフォークのアップ。その向こうには林さんとカオリさんのツーショット。


もちろんフォークで仕事をしているのはやっと登場の大介さんです。


肉体労働のさわやかな汗をぬぐう大介さんのそばにやって来たカップルを、さっそく団兵衛さんがにぎやかに出迎えた。


「いや~いらっしゃい!宇門しぇんしぇいに連絡をもらってお待ちしてました!おりましたのよ」


「よろしくお願い致します」


深々と礼をするカオリさんを見て団さんは大喜び。


「こりゃまるで掃き溜めに鶴が舞い降りたようじゃな、おい大介よ!」


大介さんに同意を求める団兵衛さんだが、大介さんはまったく興味がない様子で 「え・・・?」


要領を得ない大介さんの返答に、団兵衛さんはじれったそうに説明を加える。


「えじゃないでしょ!林さんの恋人はチャーミングだと言っとるんだよ、ワシは!ハハハハ」


ちょっと冷やかし気味に明るく高笑いする団さんに、若い二人は顔を見合わせ幸せそうに微笑む。


「ささっ、ずずっとこっちへ!」 団さんに案内されて牧葉家へ入っていく二人を、どうでもよさそうに見ている大介さん。


「どーもわかんねえ」 同じく二人を見ていた甲児くんがつぶやくのを聞いて大介さんが尋ねた。


「ん?何かあったのか?」


「実は・・・バスが変な男に襲われたらしいんだ」


「バスが?」


「うん、それがおかしいんだよ・・・」


「くわしく話してくれないか?」


そう言って大介さんは手にした農作業用フォークを地面にグサっと突き刺した。


変な男に襲われたのがバスじゃなくて甲児くんだったらただじゃおかなかったぞ!!


という大介さんの気持ちが表れてるね!って思ったのは私だけですね、たぶん(笑)



カオリさんを迎えて牧葉一家は楽しく談笑していた。


が、夜も更け皆が寝静まった頃家屋のそばの白樺林を歩いてくる人影があった。


もちろん、それはあのベガ星の諜報員Xだった。


手には何やら怪しい装置を持っている。(パッと見昔のカメラにしか見えないので、変態のパパラッチかカメコのようでもある


気になる方はDVDで確認してみて下さい)


諜報員Xはその機械を操作し、カオリさんに指令を送った。「作戦変更だ。すぐ出て来い」


ベッドで眠っていたカオリさんは一瞬苦しげに眉をしかめたものの、すぐに無表情となってベッドから起き上がった。


そしてネグリジェ(懐かしいですね)にスリッパのままの恰好で、外へと歩き出した。



夜の闇の中、牧場を横切って歩き続けるカオリさん。


折しも・・・と言うか何故か馬小屋には大介さんがいた。大好きな馬の世話でもしていたのだろうか、その辺は定かでないが


大介さんは窓の外を歩く人影を見かけ急いで表へ出てみた。が、あたりには誰もいなかった。


「たしか・・・カオリさんだったような・・・」




翌朝。カオリさんなかなか起きて来ないね、と言いながら牧場で搾乳の作業をしているひかると吾郎のところへ


カオリさんが姿を見せた。


「おはようございます」


「おはよう、疲れは取れまして?」


「ええ、ぐっすり寝ましたから・・・」


「おはよう」


大介さんもやって来てカオリさんに声を掛けた。


「あ・・・、おはようございます」


振り向いて挨拶するカオリさんを見て大介さんは〈この人は夕べどこへ行っていたんだ・・・〉といぶかしく思う。


私としては、あんたも一体あんな真夜中に何をやっていたんだってちょっと聞きたい気もする。


それはさておき、大介さんはカオリさんの髪留めが落ちそうになっているのに気付いて教えてあげる。


「あ・・ああ、アクセサリーが落ちそうですよ」


女性の顔立ちやファッションには全く関心がなくても気配りは十分。もてるはずだ。 


指摘を受けたカオリさんはわずかにいまいましげに顔を曇らせて「あ・・どうも」と、三枚の葉をかたどった緑の髪飾りを


両手で直した。



・・・と、大介さんの次はそこへ特殊バスが現れて、牧場のゲートをくぐって停車した。


「あきらさん!」 バスの中からは林さんが降りてきた。


「お待ちどう。どうだい、ドライブでも行こうか?」


特殊バスでドライブ?これってそういう事にも使ってよかったんですね?


ところがそれを聞いたカオリさんのテンションは低かった。


「・・・ドライブより・・・あきらさんが仕事してるところが見たいわ」 


「ええーっ」


林さんは残念そうにせっかく借りてきた(?)特殊バスに乗って、また研究所へ向かうのだった。


そんな彼らを大介さんはますますギワクの眼差しで見送っていた。「まさか・・・カオリさんが・・・」




研究所の中の待合室のような、当たり障りなさげな一室。


窓の外を見ていたカオリさんが林さんに話しかける。


「ねえ、あきらさん。グレンダイザーはこの近くにあるの?」


「ええっ!誰からそんな事聞いたんだい?」 驚く林さん。


「いや・・・兜さん達が話してたもんだから・・・ちょっと・・・」


〈おかしいな・・・甲児くんがグレンダイザーの事なんか言うはずないんだが・・・〉と戸惑う。


それにしても、せめて『グレンダイザー?何だいそれ』くらいはとぼけて欲しかったかなあ。


林さん正直過ぎるw


「ねえ、他のところも見たいんだけど」カオリさんのお願いに林さんは 「そ、それはできないんだよ」 と困った様子で言った。


「そう・・・」


と、そこへノックとともに宇門所長が入って来た。


「やあー、お待たせしました」 「白川カオリです」 カオリさんに博士はよく来てくれたと挨拶し、今日一日ゆっくりして


将来の事など話し合うようにと告げた。博士、なかなかの上司ぶりでした。





 



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プロフィール

家露伊江子

Author:家露伊江子
兜甲児様の引力から逃れられず
2008の夏コミあたりから活動を始め、
周囲を怪訝な顔にさせました。

誰も驚かなかったですが。

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