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第13話 「狙われたグレンダイザー」 ③

ついに夜が明けた。


牧場では大介さんと牧葉一家が、無事に生まれた子馬を囲んでいた。


「こいつは牧場一の立派な馬になるぞ!」 大介さんも嬉しそうだ。


と、また馬達が一斉にいななき騒ぎ出した。大介さんは円盤獣が動き始めたのだと悟る。


「円盤獣、いよいよ来たか!」


円盤獣は太陽熱を吸収し、光線を発してあたりを焼き払いながらゆっくりと歩いていた。



この作戦、ガンダルの説明では街を焼き尽くし草木一本残らない焦土と化して進みながら、グレンダイザーが現れたら


これを討つ・・・という素晴らしいアイデアだったはずだが、今はちょっと円盤獣による野焼きに見えなくもない。


とは言え、家一軒見当たらない荒野ではあるが草が勢い良く燃え、あたりは火の海に。


このままだと、シラカバ牧場が危ない!



「何とかして食い止めなければ・・・」 しかしグレンダイザーの武器回路はまだ直っていない。


大介さんは馬のお産のため、結局修理には手付かずだった。


馬小屋の前で焦る大介さんの視線は、ちょうど牧場に猛スピードで入ってきた甲児くんのジープを捉えた。


「甲児くん!」


急いで大介さんが後を追い納屋に行って見ると、甲児くんは大介さん並みに一瞬でパイロットスーツに着替え


TFOに乗り込もうとしていた。


「待て!」 大介さんは甲児くんを行かせまいと手をつかみ、TFOから引っ張り降ろす。


甲児くんは自分が円盤獣の目をくらましている間に修理をしてくれと言った。


大介さんは、そんな誤魔化しの効く相手ではない。太陽光線を浴びたら死ぬかもしれんぞ!と諭すのだが、


甲児くんは 「かまうもんか」 と言う。



大介さんは珍しくカッとした表情になって 「馬鹿な事を言うな!」 と一喝し、甲児くんの頬を平手で打った。


「あ・・っ」 驚く甲児くんに、「命は一つしかないんだぜ・・・大事にするんだな」 と言う大介さん。


BGMにギターの哀しく切ないメロディーが流れ出す。


平手打ちされ、びっくりした顔で瞬きをする甲児くんに大介さんは 「僕が行く。僕に任しておけ・・・・わかったな!」


と、強く言い聞かせて背を向け外へ歩き出す。



甲児くんの両脚の間越しに大介さんの後姿のショット。戦いに行く男の決意がみなぎる。


「大介さん・・・」 「大介さん・・・!死なないでくれよ・・・」


思わず声をかけた甲児くんを振り返った大介さんは、ふっと優しく笑みを返し駆け出す。


甲児くんはそのあとを数歩追って、牧場から去って行く大介さんを心配気に見ていた。



円盤獣はその間にも破壊の限りを尽くし、しかもいつの間にか街へ移動したらしく、あたりの建物を焼き暴れまくっていた。


「大介、武器は使えないぞ。どうしても行くのか」


コックピットの大介さんは博士の呼びかけに黙ってうなずき、グレンダイザーを発進させた。


グレンダイザーが出撃すると、円盤獣はどうしたわけかまた何にもない原野で暴れている。


円盤獣に焼かれて荒野と化したのかも知れない。まあ、この辺は深く考えないでおこう。


とにかく、グレンダイザーの武器が使えないと知っていてミニフォー部隊も攻撃を掛けてきた。


大介さんは体当たり作戦でミニフォーを叩く。



そしてグレンダイザーは待ち受ける円盤獣と対決。ミニフォーはやっつけられても今度はそうはいかない。


大介さんは武器回路の修理を決断し、グレンダイザーの内部を移動する。


大介さんが操縦席を離れたため、グレンダイザーは棒立ちに。


円盤獣はそれを殴る踏むのやりたい放題。


大介さんは衝撃で揺れるグレンダイザーの中で修理を急ぐ。



研究所で、そんな状況を見て焦る甲児くんの 「猶予をかせぐ良い方法はないんでしょうか?」 と言う問いかけに


博士は 「たった一つある」 と答えた。


それは円盤獣が発する太陽光線をミラーで反射させ、奴の内部装置を焼き尽してしまう・・・と言う方法だった。


甲児くんはTFOの底にミラーをはめ込んで決行すると言った。


だが、もし失敗すればTFOの方が黒焦げになるか知れない危険な作戦なのだ。


甲児くんは 「デューク・フリードだけを・・・いや、大介さんだけを見殺しにはできません。やらせて下さい、お願いします」


と、躊躇する博士に訴える。


「しかし・・・」


「時間がないんですよ!」


博士はついに折れ(たらしく)所員達の手でミラーが取り付けられたTFOに乗り、甲児くんは出て行く。



大介さんは円盤獣が殴りつけてくる衝撃で修理が一向にはかどらない。


TFOがあらわれると、円盤獣はさっそくTFO目掛けて太陽光線を放ってきた。


「オープンミラー!」


作戦通り光線をミラーで受けると、光はそのまま円盤獣の胸のあたりへ跳ね返る。強烈な光線の影響はTFOにも及び、


まぶしさと熱と戦いながら、甲児くんはこらえた。


「やった!太陽光線を封じたぜ」


「よおし、直ったぞ!」


円盤獣をTFOが引きつけている間に修理が完了。グレンダイザーは立ち上がった。


「ダブルハーケン!」 グレンダイザーの一撃であっけなく最強円盤獣ゲルゲルは真っ二つになり、爆発した。


「やったあ!」 喜びの声を上げる甲児くん。


「ま、まさか・・・」 ブラッキー大ショック。




再び牧場で、のんびりしたモチつき風景。


モチつき大介とモチを返すひかる。それを見ている団兵衛さん、吾郎くん、それに甲児くんもいる。


そこへ博士が甲児くん宛の手紙を持ってやって来た。


「俺に手紙が?一体誰からだろう」


開けてみると、それは何とボスから!ロボット博士になるための勉強をしている近況報告と、


お正月に遊びに行くから・・・と書かれていた。


「えれえ奴が来るぞお~」


次回はボスの登場です。



「大介さん、見てみて!大成功」


吾郎の歓声が響いて、正月用の凧が空高く舞い上がった。


「おっ、上手く出来たな。さあ、良いお正月が来るぞ~」


「ウン!」


楽しい年末風景にて、めでたしめでたし・・・の「狙われたグレンダイザー」 でした!



 

モチつきはイマイチ? 



殴られて・・・ 

ニコッ!  

コメント

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餅つき

家露さん
だめ・・・「餅つき」爆笑v-218
仕事で「餅つき」。家族でも「餅つき」  「餅つき」指令長してる・・自分(‥ゞ

指示の言葉は「腰!入れろ!!」でしたわ。。。思い出した。

今夜もお二人様は「餅つき」・・・・v-238

それはきっと

もち突き……。

#最近こんなことばっかり言ってるなぁ(汗)。

これって

ぽんぽんさん

ある意味、ぽんぽんさんのためにあるようなストーリーですよね。
だって最初から最後まで餅つきだもんv-218

団さんより、ぽんぽんさんが大介さんを指導した方がよさそう(笑)
餅つき夜の部は大介さんに任せて大丈夫だと思うんですがv-238

最近

裕川さん

冴えまくりだもんねえv-42
腐的視点から、一歩引いた方が気の利いた事が思いつくのか・・・
と考えつつも、半歩も引けない自分が悲しいv-12
プロフィール

家露伊江子

Author:家露伊江子
兜甲児様の引力から逃れられず
2008の夏コミあたりから活動を始め、
周囲を怪訝な顔にさせました。

誰も驚かなかったですが。

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