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第19話「恐怖のエアロライト!」その②/2


「グレンダイザー、ゴー!!」
大空へ向かってグレンダイザーは発進する。
エアロライトは地球を目指して落下を続け、その中の一つには
円盤獣ゴズゴズが潜んでいる。
「こちらゴズゴズ操縦室。目下地球に接近中」
円盤獣の乗組員として数名のベガ兵士が従事している。

エアロライトは地球の大気圏に突入を開始した。
摩擦により赤く燃え始めながら地球へと落ちて行く。
そして更にスピードを速め、迎え撃つグレンダイザーの視界に
その姿を現した。
「あっ、あれは!!」
燃えさかる赤い火の玉の群れがグレンダイザーに向かって突進してくる。
グレンダイザーは旋回してエアロライトとの衝突を回避し、そのあとを追う。
「スペースサンダー!!」
スペースサンダーはエアロライトの一つに直撃したが、それは粉砕され、いくつかの小さな隕石となって更に落下を続けるだけだった。
「ああっ」みるみる地球に近づく隕石。
「所長、こちら大介こちら大介です。ダメです。上手く爆破できません」
「付近一帯に避難するよう至急連絡する」
宇門博士が緊張した面持ちで言った。
「僕も出来るだけやってみます」
そう言う間にも赤い隕石群は迫る。
マザーバーンではブラッキーが地球の危機を余裕の笑いで見ていた。
「フフフ、グレンダイザーめ!もうどうあがいても無駄なことだ!隕石は確実に予定地点に落下する!」
「そしてこのブラッキー様の指揮する作戦も、今度こそ絶対に成功させてみせる!!」
ポジティブシンキングで仁王立ちのブラッキーをよそにデュークは必死で隕石の衝突を食い止めようと一人で頑張っていた。
「スペースサンダー!」


「どこなのかしら、隕石なんて全然見えないじゃない」
何らかの方法で知らせを受けたと思われるひかるさんが、吾郎、万吉くんを伴って家から出て、雪山の向こうをいぶかしげに眺めている。
・・・ブラッキーの作戦の隕石落下地点て、やっぱし万吉くんの村なんかな・・・(家露、心のつぶやき)
「あっそうだ、父上のやぐらに登れば見えるじゃん。や~ぐらやぐら~、よっこらしょ~」
吾郎がやぐらに向かって走り出し積みわらに飛び乗ると、何者かの叫び声が。
「いたいっ、たぁ~っ!無礼者っ」
「うぁ~っ!?あら、父上?」
「なんじゃいなんじゃい、父上の顔を踏んづけるとは、この親不孝者めが」
「父上こそ、何でこんなところにいるの?」
「なんでって、昼寝をしておったんじゃ、ふぁ~」
吾郎がテレビのニュースで隕石がやって来ると言っていた事を伝えても、「なんじゃ、石ころか」
「お父さん!町が一つ全滅してしまうくらいの大隕石なのよ」
「なんじゃと!そりゃ大変じゃ!この団兵衛、助けに行かなきゃ男がすたるわいっ、とあ~~っ」
「お父さんっ、どこに落ちるかわかってるの!?」
馬に飛び乗り、いずこともなく団さんは走り去った。
お約束のギャグを呆れたように見ていた万吉くんだったが、冬の寒空に突如として現れた巨大な赤い流れ星の大群を見て叫んだ。
「あれだ・・・・!」
その後ろを人知れず追うグレンダイザー。

地上では何台ものトラックが連なって、荷物や人を乗せて緊急避難しようと雪の残る田舎道を走っていた。
その荷台に、一人の髪の長い美少女が・・・。
たぶんオリエ姉ちゃん。言ってはなんですがこのキャラをヒロインにした方が良かったんじゃ?
でも、性格が一緒じゃあダメか?

「スペースサンダー!!」
隕石の落下を阻止しようとあきらめない王子。
今日のセリフの8割はスペースサンダーかもしれない。
がんばれデュークフリード!!

そしてついに隕石の地球激突が始まった。
八ヶ岳の高原あたりにピンポイントで落ちているらしい。
「ハッ!!」
隕石が落下している場所の近くの農村を見て驚く大介さん。
「万吉くんのふるさとだ!!」
隕石の炎は万吉くんの村へも落ちて爆発を起こした。
「万吉くんの村が・・・かわいそうに・・」
村は跡形もなく燃えてしまった。
「ベガの仕業じゃないのか」
「いや、間違いなく隕石だ」
甲児くんの問いかけに大介さんは答えた。
「恐ろしい巨大隕石だ。落ちたのが山岳地帯で一人の負傷者もなかったのが幸いだった・・・」
悲痛な面持ちで宇門博士が語った。
せっかくレディガンダルがベガ星最新兵器を使って立てた計画だったけど、思ったほどの効果はなかったのかも知れない。

「だが、今後のこともある。よく調査してみたいんだが・・・」
「まだあちらこちらで爆発が続いています。完全に収まるまでは近づけないでしょう」
「すぐ調べてみたい。何とかサンプルを採集して戻ってくれ」
パパの研究者魂に応えるべく、サンプルを採ろうとする大介さん。
「ダイザ―パンチ!」
腕を飛ばして燃えている隕石をつかむとそのまま回収して戻っていくのだった。

グレンダイザーが去ったあと、ひときわ大きな隕石が爆発し。炎が飛び散って円盤獣が姿を現した。
「冷凍ビーム!」←ベガ兵士の声
円盤獣は氷に包まれてそのまま地中へと潜り込んだ。
「よくやった!よし、レーザー光線でまわりの土を溶かせ。そして地中にミニフォーの基地を作るのだ。地球人に気づかれるのではないぞ。注意しろ!」
ブラッキーの命令に従い、円盤獣は土をレーザー光線で溶かし始めて、基地建設が始まった。

「この地中基地からいっせいに出撃し、一挙に各地を襲撃すれば日本などあっという間にベガ星のものだ!グレンダイザー一機ではウロウロするだけで何も出来まい。デューク・フリードよ、フリード星最後の日に次いで地球最後の日を見るがいい!!この宇宙はすべてベガ星連合軍のものだ!!ウハハハハ」
ブラッキーの説明にはいろいろわからない部分はあるが、とにかく地球のピンチだ!!

夜、自宅でギターを弾く大介さん。
・・・万吉くんもふるさとを失くした・・・俺のフリード星は・・・
もの思いにふける大介さんのところへひかるさんがあわててやって来た。
「大介さん!」
「どうしたんだ、ひかるさん」
「万吉くんがいなくなったの」
「ええっ」
万吉くんを探し、大介さんはバギーで隕石に破壊された村へ急いだ。
やはり万吉くんはそこにいた。
「あっ、大介にいちゃん」大介を見つけて駆け寄って来る。
「俺の村が、俺の村が、おにいちゃん・・・」
泣きじゃくる万吉くん。
・・・あの時もそうだった・・・
万吉くんの悲しみが大介さんの胸に迫る。
・・・父も母も、愛するフリード星も・・・人と言う人はみな一人残らず・・・


「んっ?」
その時大介さんがふと気づくと、遠くに地の底へと降下してゆくミニフォーの大編隊が見えた。
「お!そうか、やはり奴らの仕業だったのか」
腑に落ちた大介さんは、万吉くんをバギーに乗せて急いだ。
すると被害を逃れた村を通りかかったとき、あの少女が歩いているところに出会った。
「あっ、万吉くーん」
「あっ、オリエ姉ちゃん!」
停車したバギーを降りて駆け出した万吉くん。
抱き合う二人。

大介さんは二人を残して先を急いだ。


「こちら大介、やつらはエアロライトを利用して地中にミニフォーの基地を作るつもりです。早く叩かなければ・・・あっ?」

驚く大介さんの頭上をTFOが横切って行った。

「甲児くん、甲児くんっ」
「今の無線聞いたぜ。グレンダイザーが来るまでにミニフォーが出撃してきたら大変だぃ。それまでは俺が何とか食い止めてやるよっ」
「甲児くん、無茶をするな!」
「心配なら、早く来てくれよっ!待ってるぜ大介さんっ」

なにそのあざと過ぎるくらいの可愛さ!!
18話のあとだけにラブラブモード継続中って思っていいですか?

そんないつもと違う甲児くんのセリフに調子がくるったのか、ブラッキーは基地を見張るために近づいたTFOをグレンダイザ―と勘違いし、ミニフォーを撤退させようとした。急な命令に焦ったミニフォーの団体は、狭い穴から我先に出ようとして互いにぶつかり、爆発し、大混乱となった。
遠くで見ていた甲児くんもわけがわからず、困惑してしまうほどの慌てぶりだった。
と、爆発するミニフォーの間から円盤獣が飛び出してきた。
「おっ、あれが親玉だ!」
TFOが後を追う。
「なぁにがエアロライトだい、巨大隕石だい!ふざけやがって、やり方がきたねぇぞ、ミサイル発射!!」
甲児くんのセリフのおかげで色んな疑問がどうでもよくなりますね。
実はエアロライトとは・・とか調べていたんですがもうどうでもいいかなぁ。隕石のことなんでしょうしね、どうせ。

甲児くんのミサイルが命中し、円盤獣が反転してビームを放つ。
TFOはひらりとかわしてまたミサイルを発射し命中。
円盤獣は追いかけてくる。
「こりゃいけねぇ、野郎本気になりやがった」
逃げるTFOを円盤獣の光線が襲う。
何度かよけたあと、ついに当たってしまい、危うしTFO!
そこへグレンダイザーが登場。
「スピンソーサー!」
円盤獣はバランスを失い、TFOはなんとか地上へ不時着した。
「大介さーん、待ってたぜーっみんなの分のかたきを取ってくれよ~」
TFOのハッチをあけて甲児くんが手を振った。
グレンダイザーと円盤獣は雪の地上へ降り立ち対決が始まった。
ゴズゴズは冷凍光線をグレンダイザーに向かって放った。
分厚い氷に身動きを封じられたグレンダイザーだが、パンチを飛ばして
そこら辺にころがっているまだアツアツの隕石をつかみ取り、氷の上に落として窮地を脱した。
そして溶けた氷と泥に足を取られた円盤獣に今日何回目かわからないくらい使ってるスペースサンダーを浴びせた。
円盤獣ゴズゴズは大爆発してこなごなに砕け散った。
「やったぜ大介さん、日本一!」
甲児くんの掛け声がこだまする。


万吉くんの村では再建の作業が始まっている。
「オリエ姉ちゃん、俺、大きくなったら必ず帰ってくるからね」
「ええ、待ってるわ万吉くん」
優しく肩に手を添えるオリエ姉ちゃん。
「その時にはきっと今までどおりの村になってるわよ」
「うん」
見守る大介さん、ついでに横にいるひかるさん。

・・・ふるさとはなくなってはいない。きみたちには建て直すふるさとがある・・・

万吉くん、ひかるさんを乗せてバギーを走らせる大介さん。

・・・俺のふるさと・・・
ベガ星に滅ぼされるフリード星が心によみがえる。
・・・いや、今の俺にはこの地球が俺のふるさと!・・・

「ヤッホー!!」
元気な万吉くんの声がひびく、白銀の景色・・・。

昭和51年2月8日放送分。

下の方に追記があります。
良かったらご覧下さいね!









































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第19話「恐怖のエアロライト!」その①/2


毎日寒い日が続きますが、みなさま風邪などひかれていませんか?
今回はひさしぶりに各話解説をやらせて頂きます。2月放映分だったので、今よりちょっと季節は先かな。
相変わらず主観に満ちた解説って言うか感想ですので、そこはお許し下さい。
それでは、どうぞよろしくお願いします。

グレンダイザー全74話。本放送は昭和50年10月4日にスタート。
当時はビデオデッキもなければHDDも録画機能付きテレビもなく、
もちろん見逃し配信とか違法アップロードも何もなかった時代です。

一回こっきりのオンエアを見逃したら、もうその回は、数年後にあるかも知れない(ないかも知れない)再放送までは目にすることの出来ない貴重な機会。一期一会の真剣勝負です。
グレンダイザー命の私にとって、日曜の夜7時は神聖なる時間。
何人たりとも邪魔して欲しくない空間、応接間での甲児様との謁見のひととき。

ウチにはお茶の間と応接間にテレビがあって、茶の間なんかで親と一緒にグレンダイザーを見るなんてあり得ない話だったので←話しかけられるのがイヤ。ごはんは始まる前に済ませるか、あとで食べると言って応接間で見てました。カセットテープで録音してたから、一緒に見たいという妹には微動だにするなという厳命を下して同席を許可していました。

しかしたまに、いやけっこう時々母親が突然「ごはん!」とデカい声で応接間のドアを開け、それがテープに入ってたりすると(絶対入ってる)すっごく絶望的な気分に襲われた事も、今では懐かしいムカつく思い出です。

さて、そんな風に命がけで集中してみていたはずのグレンダイザーなんですが、さすがに40年以上も経ってるのでタイトルを聞いただけではどんな話だったか思い出せない回もあるんですね。DVDは気に入ってるやつ中心に見ますしね。
この19話なんかも、なんかうっすら覚えてるようでよくわかんない。
どんな話だったかなあ・・・?
てなわけでさっそく確認してみましょう。
この話大好き、よく覚えてる!って方はごめんなさいね。
記憶力のヤバイ私にしばらくお付き合い下さい。


暗い宇宙空間の中を、輝きながら流れるように移動する赤い飛行物体。
その先には月が見える。
スカルムーンでは警報が鳴り響き、司令室のガンダルがベガ兵士に向かって叫んだ。
「何事だ、騒々しい!」
「エアロライトです」
走って来たベガ兵士が答える。「巨大隕石がこの基地に向かっています!」
「なに!?」
ガンダルがスイッチを押すとスクリーンがオンになり、巨大隕石が宇宙空間から迫って来る様子が映し出された。
「ああっ、あれはまさしくエアロライト!いかん・・・このスカルムーンに向かって落ちてくる・・・急げっ全員緊急退避だ!全滅するぞ」
全力で走り出すガンダルをレディガンダルが押しとどめた。
「あわてるな、ガンダル!!素晴らしいエアロライト.ではないか」
ガンダル司令の青くてごつい顔が割れて、ちっさい人形みたいなレディガンダルが出て来た。
「あのエアロライトに新しく完成した誘導装置ミサイルを撃ち込むのだ。そしてそのまま地球へ誘導させてぶち込んでしまえ」
手に持ったつまようじぐらいの杖でガンダルの二つに割れた鼻の辺りをトントンと叩いて言う。
さっそくミサイルが準備されエアロライトに向けて発射された。
ミサイルは命中し、エアロライトは割れていくつかの隕石となって地球へと進路を向けた。

さて、場面は変わって地球。
雪景色の中を歩く大介、ひかる、甲児。
(なぜか横一列、黙ってザクザク歩いてて不思議なんだけど、どういう場面と思えばいいのかなぁ。三人で散歩にしては
雰囲気がちょっと変ですけど、たぶんあんまり意味はないんだろうな)
「うわぁ、見てぇ~」ひかるが言う。(とってつけた感じなんだけど、それも問題にすべきじゃないんだな、きっと。
でも言いたいので書く。ひかるさん、こういう言い方が多いんだけど、可愛くないの。残念・・・・)
雪の中から花をつけた植物が顔をのぞかせている。
「もうすぐ春が来るのね」
「うん、そうだな」と、甲児くん。
・・・地球の春か・・・じっと花を見る大介さん。
その先では吾郎が友達とサッカーをして遊んでいる。
「もうすぐ春が来るんで、みんなじっとしていられないんだな」と甲児くん。
「あら、あの子・・・」ひかるさんの視線の先には他の子の遊ぶ様子を、所在なさげに見る同じくらいの年恰好の男の子がいた。
「見かけない子だな」「下の太田さんのところの子よ」
「あんな子、いたかい?」
「親戚の子なの。お父さんをなくして独りぼっちになったんでこないだ引き取られてきたのよ」
「そうか、可哀想な子なんだな」
・・・父親のない子か・・・。今日は心の中でしゃべる大介さん。
「吾郎!」ひかるさんが吾郎を呼んだ。
「みんな、どうしてあの子と遊んでやらないの?」
「え?ああ万吉くんか」
・・・万吉くん・・・万吉くんの回か・・・名前以外あんまり覚えてないな。たぶん甲児くんの出番あんまりなかったし
萌え要素少な目でまぁどうでもいいか・・・って感じだったかなあ・・・。ウソつきの子とは違うみたいだな。あの子はなんて名前だったかなぁ~
カブトムシの子とかもいたな。それにしてもひかるさんのオレンジ色のセーター、すっごいだっさいなぁ・・・。

今回は大介さんにならって家露も心の中でつぶやきながらDVD鑑賞してみます。
子供ネタの回は基本記憶うすいし、興味少ないので脱力モードです。すみません。
「万吉くんていうのかい?あの子」甲児くんがきく。
「うん、そうなんだよ」
「寂しそうにしてるじゃないか。吾郎くん、遊んでやれよ」
「それがさ、ダメなんだよ」
「ダメって何がダメなのよ?」
「僕らがさ、一緒に遊ぼうって言っても全然ダメなんだ。万吉くんはいつも一人でいるのが好きなんだから。
ウソだと思うならお姉ちゃん聞いてみるといいじゃないか」
その間に去っていく万吉くん。
「知らない土地へ来たばかりだから、まだ慣れてないだけさ」
甲児くんの言葉を聞きながら黙って万吉くんを見ている大介さん。
・・・知らない土地か・・・
また心の中で語ってます。明らかに自分を重ねてますね。

場面は再度変わり、白く連なる山を遠くに望む林道。大介さんが馬を走らせている。
ふと見やると脇道に丸太に腰かけたあの万吉くんの姿があった。
大介さんは馬を降りて万吉くんの方へ歩いていく。
「やあ、万吉くんとか言ったね。何を見てるんだい?」
「お兄ちゃん、誰?」
いきなり声をかけられて戸惑う万吉くん。
「ああ、シラカバ牧場で働いているんだ。名前は大介っていうんだよ」
世が世ならすべての人が自分を知っていたでしょうに、王子様、おいたわしい・・・
どこかしらぎこちない自己紹介に家露も戸惑いつつ落涙したりして。
「そう・・・へへっ」そこが逆によかったのか意外に素直に笑う万吉くん。
「よいしょっと」
大介さんは万吉くんの横に腰かけた。
「ねえ、万吉くん。さっきからじーっと、いったい何を見ていたんだい?」
「うん、あの山だよ」遠くの雪山を指さす。
「あの山の向こうに僕の育った村があるんだ」
「万吉くん、そこへ帰りたいのかい?」
「う~ん、とうちゃんが死んじゃったから今すぐは帰れないけど・・・大きくなったらきっと帰るんだ」
うなだれる万吉くん。
「ふうん、そうか・・・あの山の向こうに万吉くんのふるさとがあるのか・・・」
白くとがった険しい山。
・・・ふるさと・・・ふるさと・・・←大介さんの心のつぶやきエコー付き。
「すっごくいい所なんだから!ほら」
万吉くんは上着のポケットから写真を取り出して、大介さんに渡す。
ところどころ破れた写真には山の向こうの風景が。
「こりゃあいい所だ」
「ねっ、野原には小鳥がいっぱいいるし、川には魚がいっぱいいるんだから」
「・・・・・・」
大介さんの脳裏に浮かぶフリード星の風景。
・・・平和だったころのフリード星も緑豊かな素晴らしいところだったなあ・・・
幼いころのデューク王子が王、王妃である父、母と遊ぶ様子が思い出される。

のどかな回想のひとときをよそに、エアロライトの群れは宇宙を突き進む。
「よく聞けブラッキー。ただ今よりエアロライト作戦にかかる」
「さすがガンダル司令。隕石を利用した今回の作戦、まったく見事なものです。さぞやベガ大王のお褒めの言葉を・・・」
「えーい、余計なことは言わんで、円盤獣を出動させろ!」
「はっ、円盤獣ゴズゴズ出動せよ!」
・・・余計なことは言わんでっていうところ、けっこう好きですね。
マザーバーンから円盤獣が飛び立つ。
「冷凍バリア発射」
冷凍バリアをまとったゴズゴズは、隕石の一つに回転しながら潜り込んだ。確かにすごい科学力だ。

一方、万吉くんと仲良くなったらしい大介さんは万吉くんを馬に乗せ、雪山の中を走っている。
「あれえ、オリエ姉ちゃんだ!」
万吉くんが声をあげた。そこには花を摘むひかるさんがいた。
「あら?」
「オリエ姉ちゃん、僕だよ、万吉だよ」
「はあ?」びっくりするひかるさん。
「ああ~♡」
馬から降りてひかるさんに駆け寄る万吉くん。
「会いたかったよオリエ姉ちゃん」ひかるさんに抱きつく。
「あたし、オリエ姉ちゃんなんかじゃないわよ。坊や勘違いしてるのよ」
「何言ってんだよう、お隣のオリエ姉ちゃんじゃないかあ、オリエ姉ちゃん」甘える万吉くん。
・・・ひかるさんが万吉くんのとなりの娘さんに似てるとは・・・でも、これで良かった。万吉くんもみんなと仲良しになれるし・・・
↑にわかには理解できない大介さんのつぶやきなんですが、どうやらひかるさんは万吉くんをおうちに連れ帰ったようです。
万吉くんも、オリエ姉ちゃんだと思ってひかるさんには心を開くから、みんなとも仲良くなれるって言いたかったのかな。
たまに王子の言ってる意味がわからないのは、まだちょっと地球言語に慣れないからかな。
その辺はかわいいですね。
万吉くんを牧葉家に預けて、大介さんがバギーに乗って帰ろうとしたその時、宇門博士から連絡が入った。
「大介、緊急事態が発生した。至急研究所に戻れ」
「!」
猛スピードでバギーを走らせる大介さん。
大介さんは帰り着くと、甲児くんと一緒に急いで観測室へ飛び込んだ。大型スクリーンにエアロライトが映し出されている。
「あれだけの巨大隕石だ、大気圏に入ってもまず燃え尽きることはないだろう」
「あれが人の住んでいるところに落下したらどうなる!」博士の言葉を受けて大介さんが言う。
「大事件だぜ。こりゃあ町や村の一つくらいあっという間に全滅だよ」
・・・たしかに大事件だけど・・・え・・・町や村・・・ですか。意外と小さい規模だったかな・・・ベガ星の作戦て。

映像は地球へとどんどん迫るエアロライトをとらえている。
「途中で何としても爆破しなければ。それ以外に食い止める方法はないな」と宇門博士。
「はいっ」うなずく大介さん。駆け出していく。
「大介さん、気をつけるんだぞ!!」甲児くんはさすがにTFOでは宇宙には行けないので、今回は大人しく見送るだけ~。
いつものように出動するため通路を走る美しい大介さんの横顔。

後半へ続く

※後半は、明日1/18 金曜日の夜公開の予定です。どうぞよろしくお願いします💛



2019年明けましておめでとうございます!


新年あけましておめでとうございます。

大変ご無沙汰いたしました。

冬コミでお世話になった皆様、また、こんなに留守をしていたにもかかわらずここを訪れて下さった

そこの貴方、ほんとうにありがとうございます。

最近、毎年言ってる気はしますけれど、本年こそは定期的にブログ更新していきたいと思います。

何卒宜しくお願い申し上げます。


謹賀新年

バレンタインに間に合いませんでした(+o+)

どうも、大変ご無沙汰いたしました。
気がつけば、ほぼ一年ぶり。
2018年になって、初めてのブログ更新です。

豪ちゃん画業50周年記念のマジンガーZ完全新作映画から始まった今年は
盛り上がらないわけにはいかないです!

みなさんそれぞれ愛するダイナミック作品キャラを、よりいっそう愛でまくる年にしたいですね!!!


先月のバレンタイン・デーに更新するつもりで描いていたマンガがあったんですが、残念ながら間に合わず・・・
今年は質やタイミングも大事だけど量(更新回数)も大事という事で、時季外れなんのその、アップさせて頂きます!!
お許しくださーい。


 バレンタイン4コマ


イラスト 


何だかわけのわからないマンガですいません(-_-;) 反省。


私の同人活動も、おかげさまをもちまして今年で10年になります。

何か記念に出来たらとも思いますが、欲張らず出来るだけ楽しくやっていけたらと思います。

みなさま、どうかよろしくお願い申し上げます。






今年はGOセンセイ50周年で盛り沢山

 こんにちは!お久しぶりです。

タイトルにも書きましたが、今年は先生の漫画家生活50周年と言うことで、イベントがいっぱいありそうですね。

東京での催事にはなかなか行けないけど、映画は見れるし楽しみ!

ダイナミック作品がたくさん見れるといいなあ~と思います。


今日は久しぶりに、少しだけマンガ置いときます。

単に、1枚目の戦闘服を脱ぐ甲児くんが描きたかっただけなんだけど、マンガにするならあのお話で…ってわけで

各話解説はたしかまだ19話くらいまでしかいってないので、詳しくはその時にやるからザッとおさらい。

ネタは36話「燃える大空の誓い!」です。

どんなお話か覚えていますか~?


ジグラ 


かなり適当に描いてしまいましたが・・・

そうです、ダブルスペイザーが登場し、可愛くてカッコイイ荒木甲児くんが大活躍したその次の週のお話です。

スカルムーンにでっかい隕石が接近し、もうダメかと思われたその時、ビビるガンダル&ズリルの前に現れた親衛隊長ジグラ。

相手の弱点を瞬時に見抜く洞察力が自慢のジグラは、わずかな亀裂を利用して隕石を切り裂いてスカルムーンを救った。

打倒デューク・フリードに燃えるジグラは、グレンダイザーとスペイザーの分離または合体にかかる数秒の間にグレンダイザーがまったくの無防備な状態に陥る事に気づいていて、その弱点を突きデュークを葬るべく地球へ向かった。その頃、宇門所長も当然その件については憂慮し対策を立てていた。ダブルスペイザーとグレンダイザーをドッキングさせる事で、死の時間を解消しようというものだった。


それを聞いて張り切る甲児だったが、大介は浮かない表情。大介は自分が傷つくのは構わないが、ドッキングして戦うとなると甲児までその自分と危険な運命を共にするなんて耐えられない!と宇門所長に訴える。


「ダブルスペイザーに乗るのは甲児くんなんですか?」なんて聞いてしまう始末。


先週きっちり乗ってるし、他に誰がいるって言うんでしょうか??


それを聞いた甲児くんは「まだそんな事を言ってるのか」と怒る。


そして珍しく大介さんに説教するのだ。

「大介さん、『人』という字を知ってるか?人と言う字はは2本の棒が互いに支え合って立っている。人は自分だけでは生きてはいけないんだ。それとも、フリード星人は人ではないとでも言いたいのか」


大介さんは新聞も読んでるみたいだから、きっと漢字も知っていたのだろう、「甲児くん、ありがとう。君の言葉は決して忘れないよ」と、とても納得した様子だった。


そうして、特訓が始まった。

特訓2 
  
長時間にわたる特訓。心配する所長たち

特訓3

大丈夫ですよ!って言いながらもふらつく甲児くん。

特訓4 

 甲児くん!後ろから抱き留める大介さん。
特訓5 


このあと、大丈夫さ!と、大介さんの手に自分の手を重ねるシーンも・・・ウフフ(´∀`*)ウフフ


しかしその時警報が鳴り響き、甲児くんの休む間もなく敵がやって来た


そんなこんなで円盤獣ジラジラを駆って襲って来たコマンダージグラは手ごわかった。


大介さんはただ一機でやってきた円盤獣に悪い予感を抱きながら出撃し、案の定大苦戦する。


それを見た甲児くんは、疲れているからと所長が止めるのを押してダブルスペイザーで出て行く。


ここのセリフがまた良いんですけど、解説の時にとっときますね。


そして二人は力を合わせ、シミュレーションよりも難しい状況の中ぶっつけで見事合体に成功し敵をやっつけたのであった。






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プロフィール

家露伊江子

Author:家露伊江子
兜甲児様の引力から逃れられず
2008の夏コミあたりから活動を始め、
周囲を怪訝な顔にさせました。

誰も驚かなかったですが。

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